旧来の仕手株は一部の投資家集団によって、特定の銘柄の株価を大きく吊り上げることが行われていました。2012年末からの仕手株としては、片倉工業が大いに注目株になったことがあります。その時の片倉工業の株価は1株あたり600円台から数カ月後には1800円台と、短期間で株価が3倍になりました。片倉工業の事業内容としては、繊維や消防車などの事業があります。しかし、主軸の繊維事業などは今後の成長が見込めるとは言えない状況があります。よって、従来の仕手株というのは企業の収益が大きく拡大することなしに、ただ力技で株価を吊り上げることが実行されてきたと言えます。しかしながら、現在の株式市場は機関投資家などを中心にして、巨大なマネーを保有するように変化をしてきています。そのため、一部の投資家だけで仕手株にすることは難しい時代になってきています。現代は多くの機関投資家を巻き込むような注目株でないと、株価が大きく変動することはないです。そこで、今はかつての仕手株のような株価変動が期待できる注目株として、東芝が挙げられると考えます。昨今、東芝は過去の社長3代が関わったとされる不適切会計が明るみになりました。その結果として企業としての信頼が失墜し、株価が大きく調整をしています。今後も東芝では過去の会計を修正する時などは、株価は軟調に推移する可能性があります。そのため、東芝は多くのヘッジファンドなどによって売り仕掛けを受けることが予想されます。しかし、東芝のインフラ事業などは今後の成長が見込めるために、株価が底を打った時には反転上昇をしていくと考えます。東芝の株価反転局面では、今度は買い仕掛けによって収益を見込めるのではないでしょうか。