西日本電鉄のように運送業を行っている企業というのは、石油価格の影響を大きく受けやすいものとなっています。
石油の価格が高騰すればそれだけ多くの燃料代がかかるということになりますから、当然収益にも影響をおよぼすことになります。
燃料代の高騰のために運賃をあげるようなことをすれば、利用者の数が減ることから売上が減少することが予想されますし、逆に利用者の数の減少を恐れて運賃を据え置きにすると今度は利益が減るわけですから、どちらにしても石油価格というのは運送業者の株価に大きな影響を与えることがあります。

そのため、石油価格を理由に運送業が仕手株化されることもありますが、西日本鉄道のような規模の大きな企業ともなれば仕手株化されるということはありません。
石油価格を材料として投機筋が多く参入することによって、株価が乱高下することがあってもそれは多くの参加者がいることによって株価が上下しているだけであり、本尊となるような存在は無かったりするものです。
西日本鉄道クラスの規模ともなれば、仕手筋の資金力を持ってしても簡単に株価の吊り上げというのを行うことができませんから、簡単には仕手株化をすることは難しいものとなっているのです。
しかし、小規模な銘柄であればこのような材料を発端として株価を操作するチャンスとなるため、石油価格の高騰などによって運送業が仕手株化するということは無いわけではありません。
仕手株というのは準備は密かに行って、仕上げは市場の注目を浴びたほうが有利となりますから、何かの材料が出た時にはそれに合わせて株価の吊り上げなどを行うことがあるので、怪しい値動きには手を出さないようにすることが大切です。